ジェラテリアについて

子どもたちへ笑顔を届けたい

私がジェラートの道を開こうと思ったとき、難しい理屈より先にあったのは、おいしいスイーツは人を笑顔にできるという希望でした。

月並みなことで恐縮ですが、自然食の仕事をしていても確かに笑顔はいただけます。とはいえ、難しい病気の方も多くお会いすることになるので、それぞれが人生に真剣に向かい合っているという緊張感は手放すことができない仕事でもありました。

20年もこの緊張感の中で働いてきて、喜んでいただいていることは実感できても、理屈抜きに天使がほほえむような笑顔には飢えていたのかもしれません。その私のどこかにある乾いた感じを癒してくれそうだったのがジェラートだった、というのも、私がここに情熱をかける理由の一つでもあります。

まだ、お店はオープンすらしていませんが、明日は娘の卒業式。学校に無理をお願いして、300名弱の子どもたち、先生、そして保護者の皆さんに無条件で笑顔になっていただきたくて、カップ詰めのジェラートをつくりました。カップの印刷も間に合っていないので既製品そのままで、見た目は劣りますが、中身には心がこもっています。材料に使っているあまーいべにはるかの焼き芋ピューレは、熊本地震の被災地、益城町の名産品です。正直、開店もまだしていない人間が偉そうなことを云うことはできませんが、願わくば天変地異で苦しんでいる地方の素材を安全を担保したうえで使っていきたいと心から思っています。

どこかの場所で困難を超えようとしている人たちへの応援が、誰かの笑顔に繋がっていくとしたら、どんなに素敵なことでしょうか。私はジェラートとは、心の甘い結晶だと信じています。

明日、私の上から3人の子がお世話になった福井県の山深くにあるかつやま子どもの村小学校の卒業式です。11年、片道3時間半の道のりを超えていった道も、思い出に変わっていく日になりそうです。今から、笑って泣く準備をして、保護者として最後の道のりを超えていきたいと思います。

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