2017.05.06
食べかけの、小汚い画像ですみません。
連休の3、4、5日はジェラテリアも、会社もお休みをいただき、私も何ヶ月ぶりかのお休みをいただいて、スタッフやご家族で集まり、ゆっくりさせていただきました。
もう自然食の会社は17年目になりましたので、食べものはお肉と魚以外はなんでも自社で買えるのですが、この数年は自社開発の品が膨大な量になってきて、食べものも食器も、ドカンとプレマ大集合状態になっています。
面白いのは、焼き肉のたれ。焼き肉のたれなのに、ヴィーガン仕様です。つまり、一切の動物性素材を含んでいません。ヴィーガン対応の焼き肉のたれをわざわざ作っているのには理由があります。もちろん化学調味料フリー、食品添加物フリーという前提はあるのですが、それ以上に私はジェラテリアで再三書いている通り、フードバリアの解消に心血を注いできました。
たとえば、ご夫婦とお子様がいらっしゃるとして、ご主人はお肉をしっかり食べたい、奥様は美容と健康のために菜食で、お子さんには食品添加物はゼロ、そして動物性食材は控えめに、という考えがあるとします。
従来型の発想であれば、焼き肉のたれは焼き肉だけに使うもの、という前提なので、動物性のチキンエキスやポークエキスは使って当然、フェイクなうまみを強くするために化学調味料をどーんと放り込んで品作り、ということになります。
しかし、私は食の多様化、アレルギーの多様化、動物性食品に対する考え方に様々な広がりがあり、「マクロビ離婚」という週刊誌発の新しい言葉まで生まれています。がっつりお肉を食べたいご主人に、「さあ、あなたも玄米と菜食」とやってしまうと、本音はご主人はもう家には帰りたくない、もっと濃厚なものをたくさん食べたいのに食べられないというジレンマが生まれます。それがストレスになり、行き違いの連続・・・というのは、決して珍しい話しではなくなってきました。
そこで私たちは、フードバリアという造語を考え、そしてその解消を一生懸命にやる、と決めたのです。プレマの考え方でいけば、焼き肉のたれを、焼き野菜やヴェジミート、テンペに使ってもいいわけで、菜食を努力してやっている人にとっては束の間のしっかりした濃い味という休息になります。あえて休息と申し上げているのは、スイーツも同じ。がまんするのは悪くはありませんが、がまん自体が極度のストレスになると、抗えない反動がやってきます。
※ その件を解き明かした記事は>>こちら
実際、プレマにも、こだわりなく何でも食べる人、食品添加物はできるだけ減らしている人、肉が嫌いな人、肉を食べないように決めている人、ミルクアレルギー、小麦アレルギー、卵アレルギーと様々なフードバリアが存在しています。そんなときに、いちばん安心して出せるのが、結果的にプレマ株式会社の考え出した品、というのは当然の成り行きともいえます。
ましてや、食器から調理器具、調理家電から有害電磁波対策、安全な害虫防除まで、何でも自社で開発してしまう会社ですから、宴会をやればプレマ株式会社の品ばかり、という状態が年々進行中なのです。
そんな様々な品を、厳選して、またはゼロベースで開発して全て掲載しているのが「びんちょうたんコム」というWebサイトです。私の自然食業界20年のノウハウがすべて凝縮されているのがびんちょうたんコムであり、そして京都の店舗、プレマルシェ・オーガニクス、そしてプレマルシェ・ジェラテリアなのです。
どれもバラバラにすることはできず、すべてが繋がりあって、プレマルシェ・ジェラテリアのジェラートは出来上がっています。
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1分でわかる
プレマルシェ・ジェラテリア
- 自然食屋が、そのノウハウの全てを注ぎ込んだ京都のジェラート店
- イタリアジェラート協会 国際コンテスト3年連続複数部門受賞
- 正統イタリアン・ジェラートでありながら、和素材を生かしている
- 機能素材やスーパーフードを多用し、罪悪感ゼロで楽しめる
- 日本最大級のヴィーガン、ノンミルクジェラートの品揃え
- 安価で味の粗いサトウキビ由来の白砂糖は一切不使用
- 合成乳化剤・合成安定剤、合成食品添加物は一切不使用
- 主に外国人から特別に高い評価を受け、行列になる日もある
- チーフ・ジェラティエーレ(ジェラート職人)は中川信男
- 前代未聞の「ジェラートのすべてが米素材100%」も各種開発
- 「食べたら血流が増加する」という公的試験機関データあり
- 京都でフードバリアを超えるというプロジェクトを立ち上げ
(Beyond “Food barrier”! 参照 ) - 私たちが作るジェラートは「心の薬である」と真剣に希求